秋冬の時期が、本当のキャンプシーズンです。
苦手な虫や刺してくる蚊やブユもいませんし、夜空は澄んでいて綺麗。晴天の日も多い。暑さで食材が痛む心配や飲み物がぬるーくなることもありません。
また、キャンプの醍醐味である焚き火も寒さを和らげてくれるため、夏のように暑さを我慢して焚き火をするって事もありません。焚き火の燃料である落ち葉や枯れ木もフィールドに落ちていて拾い放題。
秋冬はキャンプにぴったりの季節です。
ただし、秋冬キャンプを行うにあたり準備しておかないといけない事が、防寒です。
防寒対策として石油ストーブやホットカーペット等いろいろありますが、キャンパーの憧れと言っても過言ではない防寒対策は『薪ストーブ』ではないでしょうか。
憧れの『薪ストーブ』、高価なものから比較的手を出しやすいものまでピンきりです。
今回は、数ある薪ストーブからおすすめの薪ストーブを厳選して3つご紹介いたします。
ぜひ、チェックしてみてください!
ジーストーブ(G-Stove) Heat View
薪ストーブの中でも一二を争う人気アイテム。それなりの値段はしますが、それ以上の価値がある大人気薪ストーブです。
テンマクデザイン、炎幕DXで使用
出典:Amazon
冬キャンプでの主役。
テントが小さいのもありますが、氷点下近くでも中は非常に暖かくすごせました。
ただ、煙突ガードと一酸化炭素チェッカーは必須です,最初煙突をむき出しで使って幕が焦げました。
他に、焼き付き防止潤滑剤(煙突の結合部分に塗るとタールが付きにくく、分解がスムーズになる)もあると助かります。
ストーブファン(サーキュレーター)はあって邪魔になる物ではないですが、劇的に暖かくなるわけではありません。
薪を満杯に入れても2時間ほどで燃え尽きるので、寝るときはストーブは消しています、冬用の寝袋、マットなどの防寒装備は必ず用意してください。
テント内で使用するには,安全に十分注意して使用してください。
ホンマ製作所(Honma Seisakusyo) ホンマ製作所 ステンレス ストーブコンロ APS-48DX
made in japanの高品質でありながら手の出しやすい価格。はじめて薪ストーブを買われる方に人気があるアイテムです。
炭を使って、圧倒的な放射熱。
出典:Amazon
屋外でテント出店をする時の暖房として購入しました。
薪は使いません。ススや煙が出ますし、炎も上がりますから。
炭ならヤニが無いのでススも出ません。水気も無いので煙も出ません。不純物も少ないので炎も僅かです。
その代わりって訳じゃないですが、火力は強く、放射熱は圧倒的だし火持ちも長いので、暖房としてこれ以上の物はありません。
ステンレスを選んだのは、強い火力に耐えられる物をと考えての事です。
案の定、炭が多いと金属が赤く光る程になりました。(笑)
それからは、炭の量も加減して無駄なく使えています。
炭の量が判ると、鉄製でも使えると思います。
キャンプテントの中に入れるなら、一晩で何束も使う薪よりも、炭の方が安全で暖かいと思いますよ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ストーブ 収納バッグ付き UG-75/UG-2031/UG-2032
こちらも初めて薪ストーブを買われる方に人気のアイテムです、収納バックがついている点も人気の秘密です。
安価に薪ストーブが楽しめます
出典:Amazon
キャンプで焚き火の魅力にはまったものです。
最初はバーベキューの後に軽く薪を焚いて楽しんでいたのですが
だんだんと焚き火の魅力にはまっていきました。
しかし裸の炎というのはなかなかコントロールが難しくて
時に火の粉が飛んだりするんですが、お隣さんのタープやテントに
穴が空いてしまわないか気が気でないんです。
(もちろん自分の服やタープも心配です)
また火が付いた状態でその場を離れる(トイレとか)のも結構心配で
落ち着いて焚き火が楽しめません。
どうにか安全にスマートに焚き火が楽しめないか模索していた
ところ、薪ストーブというものを発見。金属で密閉された中で
空気量や燃焼をコントロールし、安全スマートに焚き火が楽しめる。
また暖を取ったり、調理も出来るということでキャンプにピッタリな
道具ではないか、と思います。
特に調理に関しては直火だと調理器具にススが付くのが嫌で
これまで直火での調理は避けてきました。
キャンプ用の薪ストーブを色々探していたところ、ちょうどいいタイミングで
このキャプテンスタッグ角形ストーブに窓が付いたタイプが発売されて
すぐに飛びつきました。価格が薪ストーブにしては手ごろなのがいいですね。
足の長さを変えられるのでストーブを乗せる台が不要です。煙突もそこそこの
長さと太さ、この煙突が肉厚でかなりしっかりしてます。
調理用の開口部が2カ所、片方は四角で付属の焼き網による調理も可能です。
かさ上げしたロストルを準備すれば炭火のバーベキューコンロとしても
使えますね。
薪投入口が2カ所あります、特に窓付きの大きな開口部が便利で、炎を見ながら
薪を投入できるので、焚き火ライフがはかどります。
当初の目的が火の粉をまき散らさないことだったんですが、炎の勢いが増し
薪が爆ぜると、煙突から少しの火の粉が舞ってしまいます。焚き火台に比べたら
ほんの少しなんですが、心配性なものなので少し改良。
煙突の付け根、本体の内側に100均で買った排水溝のゴミ受けを吊るしました。
そしたら効果絶大、どんなに薪が爆ぜても火の粉も灰も飛ばなくなりました。
これで安心です。
本体にはロストルが無く、そのまま薪を投入するんですが、まあ一応は火が
周ります。ただ、やっぱり空気の流れが悪いのか煙突の下部分がなかなか燃えません。
今度また100均でロストルもどきなものを考えてみます。
この辺は私自身も薪ストーブ初心者なので、2次燃焼を上手く誘導できていない
ことも原因かもしれません。
その証拠に焚き付け時と薪投入時に盛大に煙が出ます。
その辺も含めていろいろ試行錯誤しながら理想の燃焼を追求する楽しみも
ありますね。
薪に十分火が周り、安定したときはとても暖かいです。これが薪ストーブ特有の
遠赤外線による暖かさなんですね。普段エアコン暖房ばかりなので、本当に体の
芯に暖かさがしみる感じですね。
こうなると調理も安定します。火力は炭火にはかないませんが、弱火でコトコト
するような料理には最適ではないでしょうか。
天面が広いのでソロだと十分すぎますね。私はまず米を炊きながら、その横に
鉄板を乗せて肉や魚を焼き食いつつ、さらにその横にお湯を沸かし、薪の燃焼状態を
確認、火力調整、そして薪を投入しながら、また食う。
そのうちにご飯が炊けて、肉とご飯でさらにウマー。いつでも沸いているお湯で
スープやコーヒーが飲み放題。もちろん酒も。この程よく弱火というのがポイントで
炊飯に最適なのはもちろん、肉が焼けるのに少し時間がかかり、この待ち時間の
おかげで火加減や薪をいじったりする余裕が生まれます。
もう最高ですね。ゆったりと流れる時間にキャンプの醍醐味が濃縮されてて、
ほっこりします。
あまり薪ストーブとしてのレビューになってないかもしれませんが、このような
目的で使っている者もいるということで、参考にしていただけたなら幸いです。
薪ストーブと併用したいおすすめアイテム
ストーブファン
薪ストーブの暖かい空気を循環させる事でテント内を暖かくする事ができます。こちらのアイテムは、ただ薪ストーブの上に置くだけでファンがまわり、空気を循環させてくれる優れものです。電気も必要ありません。石油ストーブにも使えますので、持っていない方はチェックしてみてください。
こんなのが欲しかったですね
出典:Amazon
去年から石油ストーブ利用始めたばっかりですが やはり赤外線でも熱の拡散が足りないと感じて 扇風機を後方に着けてました。けど場所は取るし 扇風機の風では少々強すぎたのせいか 長時間すると肌が結構乾燥してしまうのです。このファンだったら 風も丁度いい具合で 場所も取らないし 助かりますね。試運転で早速鉄板で温めてみましたが正常運転 優しいかぜ!
一酸化炭素チェッカー
ストーブを使う事で気をつけないと行けないことが一酸化炭素です。一酸化炭素は上にあがる性質があるので、サイドを開けても意味がありません。寝るときは火を消すのは当たり前ですが、ストーブを使う時には必ず併用したいアイテムです。
ちゃんと反応した
出典:Amazon
単3×3本で動作します。
灯油ストーブの横に置いておいたり地面に置いておくと、反応しません。
しかし七輪で試したところ横に離れた位置(1Mくらい)、高さは1Mでぶら下げるとあっという間にびっくりするような警報音を出しました
ただランプ点灯のダミー品かと思いましたが、しっかりと動作しました。
使用したテントはMSRのツインシスターズ、七輪はお外で七輪です。
テントの片側を半開放状態ならほとんど反応しません。風上側は少しだけ開けた状態でした。
アウトドアのプロが考えたネックウォーマー
冬の夜釣りなど、凍える寒さ対策として釣り具メーカー最大手のDAIWAから展開されているネックウォーマー。首もとはもちろん、フード付きで頭を包むことができるので、とっても暖かい。釣りやキャンプなどのアウトドアだけでなく普段使いもできるおすすめのネックウォーマーです。ちなみにフードは撥水加工になっているので、突然の雨や雪でもヘッチャラですよ!
いかがでしょうか?
薪ストーブ、キャンプ好きなら手を出したいアイテムです。
安くはありませんが、長く使えるアイテムですので、ぜひ検討してみてください。
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